リスティング広告|コンバージョン計測の重要性

先日、リスティング広告を業者に委託しているという某企業様からご相談を受けました。

いろいろと委託内容を確認したところ問題点が多くありましたが、その中でも「コンバージョンの計測」をしていない、ということが判明しました。
その企業様には「すぐにコンバージョンの計測を開始してもらうようお願いされたほうが良いですよ」とアドバイスを差し上げましたが、この企業様のように、何も知らない状態でちゃんとしていない業者に依頼をしたりインハウスリスティングをされている場合、リスティング広告の配信において極めて重要なコンバージョン計測をせずに配信をしているケースが多くあります。

極端な表現をすれば、「コンバージョン計測をしないのはリスティング広告配信の意味を半分は失っており、無駄な広告配信をしている」と言っても大げさではありません。

そこで、リスティング広告のコンバージョン計測について書いておきます。

コンバージョンとは?

コンバージョンとは、ウェブサイトやネットショップでの「購入」や「お申込み」・「お問合せ」といったユーザーの「最終的な行動・成果」のことです。
リスティング広告の配信は当然この「最終的な成果」の獲得を目的として行います。

Yahoo!プロモーション広告やGoogleAdWordsでコンバージョン計測をするための「タグ」を発行し、それをサイトやショップの然るべき箇所に設置することで「購入」や「お申込み」・「お問合せ」などコンバージョンの計測が可能となります。

コンバージョン計測の必要性

コンバージョン計測がなぜ必要なのかというと、ずばり「ユーザーが成果に至るまでの経緯や属性を知ることができて、成果獲得の確率を高め費用対効果を最大化させる改善ができる」という点です。

ご存知の通り、リスティング広告は「キーワード→広告文→ランディングページ」もしくは「各種ターゲティング → バナー広告 → ランディングページ」という一連のプロセスがあります。
コンバージョンの計測をすることで「どのキーワードが・どの広告文が・どのランディングページが」成果に繋がっているかを分析することができて、さらなる成果を上げたりCPA(成果獲得単価)の抑制も可能になります。

成果の獲得を目的として広告配信をしているのに、さらに成果を向上させることができるのに、コンバージョンの計測をしないというのは、まさに冒頭に書いている通り「リスティング広告配信の意味を半分は失っている」ということです。

リスティング広告を業者に委託している方や自社で運用されてみえる方は、自社の広告配信ではコンバージョンの計測が出来ているのか?を一度確認されることをおススメいたします。

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